北穂高 滝谷 クラック尾根

投稿日: 2015年10月2日 1:21

スタイル: クライミング

提出者: morikazu

出発日: 2015年9月20日

帰着日: 2015年9月23日

同行者: K

【9.20.日】快晴
数え切れないくらい槍穂へ通うが、9月に行くのは初めて。
相棒の休みが取れず、4連休。遅れを取り戻そうと、上高地から一気に北穂高まで登り上げることにする。横尾のトイレも涸沢のテント受付も長い行列ができていた。

涸沢から上部は、もうすでに紅葉が始まっていて、ナナカマドもオレンジに色づいていた。今年は紅葉が早いような気がする。10月の連休まで紅葉は待ってくれないのではないかと思いながら南稜を登る。秋とは思えないような暑さにバテてしまい、相棒にロープを持たせてしまう。申し訳ない。

 

【9.21.月】ガス
夏に登れなかったクラック尾根を片付けることにする。
槍に向かって大キレットを下りる。縦走路を離れ、B沢を下降する。ガラガラの急なガレ場で、ラクしてしまう。先行者がいたらどうしようと思いながら、さらに慎重にゆっくりと下る。懸垂支点までいくと先行者の声がして、少しほっとする。
取り付きに着くと、目の前に要塞のような岩壁が聳えていて、思わず息を飲む。イメージしていた滝谷そのものだった。中央稜より滝谷らしいと思った。
1P目を登り始めると、ガスが湧いてきた。予報では今日も晴れのはずなのに・・・。その後もガスは湧いたりひいたりを繰り返した。
先行パーティは「もろすぎる!」と言いながら、時間がかかっている。登ってみると、確かに手をかけた岩がぐらっと動くので、押さえるようにして慎重に登る。
先行パーティのあまりの遅さに、ピッチを重ねるごとに相棒がいらいらする。私は他人に文句を言えるほどのレベルではないので、夕方には着くだろうと暢気にしていた。今回は着込んだので、寒さも我慢できた。
最後のバンドに出たら、北穂小屋の赤い屋根が見えた。小屋直下に出て、なるほど~と思った。
クラック尾根は、その名の通りクラックが多いがそれほど難しいわけでなく、きわどいスラブも一発乗越もなしで、ただ長いだけという印象だった。それでも10Pくらい(長くて忘れた)あったので、総合力が必要と相棒は言っていた。

 

【9.22.火】晴れ
第四尾根を予定していたが、四尾根のC沢左俣の下降はB沢の2倍以上もあることから、昨日よりもさらに時間がかかると予想される。また、翌日の下山も連休最終日で人と車の渋滞もあることから、四尾根を諦め、再度、お手軽な中央稜を登ることにする。
1ヶ月前に来たばかりなのに、取り付きまでのアプローチでやっぱり迷う。わかりにくい。覚えたつもりだったのに、自分の記憶力のなさを思い知る。
今回は、私が2,4,5P目をリードすることに。どうやっても1P目のチムニーは越えられそうもないので、そこは相棒にお願いする。
記憶に残っていない2P目。とりあえず凹を登り右へ回り込むと、カンテにハーケン三連打、上に向かっている。あ~~、こんな感じだった・・・と思い出す。スラブを乗り越えてバンドへ。4P目は今回も左ルートを選択する。最後の大岩は乏しいホールドだが、落ち着いて乗越せた。5P目も忘れていて、最後の小ハングを左から超えたら、もう終了?と、びっくりした。
終了点に着いた相棒からチェックを受け、「完璧!!」と褒めてもらい、うれしかった。中央稜はいろいろな要素が詰まっていて、楽しい。
翌日のことを考え、横尾まで下りる。南稜のナナカマドがもう茶色く枯れていて、3000メートルの紅葉のスピードに驚く。10月に来たときの燃えるような涸沢を思い出しながら、穂高をあとにした。

 

【9.23.水】晴れ
さわやかな朝の空気を吸い込みながら、空を仰ぐ。横尾のテン場からは、屏風岩、前穂、明神が聳えて見えて、なかなかのロケーションだ。横尾のトイレも増設中、徳沢ロッジも改装中。来年は、さらに快適になるだろう。
一歩ずつしか前に進めない自分たちだが、次なる目標について話しながら、上高地へと下山した。

 

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