荒川出合3ルンゼ 夢のブライダルベール 

投稿日: 2022年3月22日 22:29

スタイル: クライミング,沢登り,積雪期

提出者: morikazu

出発日: 2022年3月12日

帰着日: 2022年3月13日

同行者: O、K、A、R

寒かった2月から急激に暖かくなった3月。今シーズンは、けっこう初めて行った滝も多く、刺激があった。最後は上高地アイスになるのかなと思っていたら、「夢のブライダルベール」という案が上がってきた。北岳敗退の帰りの途中で見た滝の1つ。でも、その時、確かⅥ級って言ってなかったけ?ムリムリって、笑ってスルーしてたけど。。。

話を聞いてみたら、氷柱が幅広く氷結していたらⅤ+なのだそうだ。最近は幅広氷結することが少なかったみたいだけど、今年はしているとの情報。リードのOさん、Kさんが目標にしていた滝。絶好のチャンス!ということで、自分にはオーバーグレードだけど、行くことにする。

 

このエリアでは、100~200メートルの氷のマルチピッチのルートで主なものは5本ある。中級者にはよりどりみどり、また上級者にも垂直の城砦「ブライダルベール」がよき目標となる。傾斜、難度、スケールともに素晴らしく、日本のアイスクライミングルートの中でも目標となる1本だ。~資料より~

 

【3月12日】 晴れ
夜叉神ゲート5:50-鷲ノ住山-野呂川発電所-テン場8:40~9:40-3ルンゼ「夢のブライダルベール」取付-登攀10:50~18:00-懸垂下降-取付18:45-テン場19:40

 

深夜2時に夜叉神ゲートに到着。睡眠時間2時間で、出発する。北岳の時は奈良田から入山したが、車道が長くて長くて疲れた。今回は夜叉神峠から。鷲ノ住山からはほとんど下りなのでラクだった。
暖かくて氷は大丈夫なのかなと思いながら、テントを設営。取付に向かう。
その大きさと美しさに息を飲む。先行パーティが2ピッチ目を登っていた。
全3ピッチ。
◆1ピッチ目 40mⅣ+
Kさん右寄り真ん中から。Oさんは少し難しい右寄りを登る。傾斜が緩いので難しくはなかったが、終了点までトラバースするのが怖かった。氷穴でビレー。
◆2ピッチ目 50mⅤ+
ここが核心。先行のKさん。右にトラバースしてからは、リズミカルに氷を叩く音が聞こえてくるので、垂壁を順調に登っているみたいだ。フォローの2人も問題なく登って行った。氷穴で登っているところが見えないので、音だけで想像する。
Oさんの番。緊張気味。大丈夫!と声をかける。睡魔と戦ってた自分も緊張感をもってビレーのセットをする。

暖かくて水が落ちてきて濡れる。トラバースが難しいみたい。でも、核心はさくさく登って行った。
いよいよ自分の番。トラバースをしたら、いったん態勢を整えて、垂壁を見上げる。うーっ!てなったけど、凹角に入って傾斜を殺しながら登る。足場が思っていたよりあり、快適だった。集中して12本のスクリュー回収。核心ピッチ終えたので、笑顔で終了点に到着。
◆3ピッチ目 40mⅣ+
核心終えたと思ったけど、このピッチも見た目より斜度が立っていて、結構難しかった。最後まで気が抜けなかった。

 

終了点についたらうれしくて、Oさんに「おめでとう!」と言った。

ヘッデン点けながら懸垂下降。取付に着いたら、みんなノーテンで登れたということで、うれしさ倍増。来てよかった、挑戦してよかったと、喜び合う。
テントでもみんな上機嫌で、おいしいごちそう(鍋だけど)食べた。

 

【3月13日】 晴れ・曇り
テン場9:30-夢ブラまで往復-11:00テン場11:20-野呂川発電所-鷲ノ住山-夜叉神ゲート14:30

 

天気が崩れてくるみたいだが、もう1度ブライダルベールを見に行こうということになった。みんな余韻に浸りたいみたいだった。
改めてブライダルベールを右から見てみたら、本当に上から降りている氷がベールのように美しく流れていて、この名前を付けた人はとてもロマンチストなんだろうねという結論に。素敵すぎる。
今シーズン1素敵な滝を登って締めくくれて、幸せ。こんなすごいルートに登らせてくれたリードのKさん、Oさんに本当に感謝。自分はまだ簡単なルートしかリードできないけど、来シーズンはもう少しレベルアップした滝をリードできるよう頑張ります。今シーズンもいっぱいありがとう。

 

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